キャンプをしてみたいけど、テントを立てたり片づけたりするのが大変そうだし、キャンプ道具一式を揃えると、お金がかかりますよね。
あまりお金をかけずにキャンプの気分が味わえるということで、最近は車中泊でプチキャンプを楽しむ人が増えています。
車中泊なら自分の好きな場所に自由に行けるし、キャンプ場やホテルみたいにチェックインの時間などを気にしないで良いのも人気の理由です。
そこで、今回は車中泊に必要なものを初心者向けに厳選してご紹介します。
- 車中泊に必要なもの!初心者向け100均リスト5選
- 車中泊に必要なもの!初心者も準備すべき便利グッズ6選
- 車中泊に必要なもの!初心者が覚えておくべきルールとマナー
車中泊に必要なもの!初心者向け100均リスト5選!
車の中で寝泊まりするには、快適な睡眠環境を整えるのにそれなりの準備が必要になります。
初期投資を出来るだけ抑えるために、100円均一ショップで購入できるグッズベスト5を紹介していきます。
リストその1:アイマスクと耳栓
車中泊をするときに、場所によっては虫や鳥の鳴き声や人の話し声がうるさかったり、街灯や車のライトがまぶかったりします。
アイマスクと耳栓があれば、明るさや騒音を軽減することができ、快適な睡眠環境を整えるのに必須のアイテムになります。
リストその2:カーシェードとカーテン
アイマスク同様にアルミ素材のサンシェードが車外からの光の侵入を防いでくれます。
人が行き来する道の駅の駐車場などでは、人の視線を遮ることも可能です。
車中泊で車内の換気をする時に、カーシェードで車内を隠すことで盗難や車上荒らしのリスク軽減にもつながります。
また、車内から外部へ漏れる光を遮断する効果もあります。
キャンプ場やRVパークなど自分以外にも車中泊をしている方がいる場所では特に車内の照明が迷惑にならないようにしっかりと遮光しましょう。
リストその3:トイレットペーパーとウェットティッシュ
トイレットペーパーとウェットティッシュは幅広く活躍するので、多めに準備しておくと良いです。
道の駅や公園などのトイレを利用するときに、トイレットペーパーが置いてない場合があったり、便座の汚れを拭くのにも重宝します。
リストその4:S字フック
車中泊は車内のスペースが限られていて、床にはものを置かずに天井付近の空間を有効利用することで就寝スペースを広く確保することが出来ます。
S字フックを使えばゴミ袋や衣類など軽いものを吊して床のスペースを確保するのに便利です。
100均のフックは形や大きさなど種類も多いので用途に合わせて数種類を用意しておくといいでしょう。
リストその5:LED照明と懐中電灯
車中泊の時はエンジンを止めて過ごすのが基本になります。
車の室内灯を使うとバッテリーを消費してしまいます。
就寝までの車内での時間を過ごすにはLED照明や懐中電灯を用意しておきましょう。
車中泊に必要なもの!初心者におすすめの便利グッズ6選
100円均一ショップではさすがに買えないけど、車中泊初心者でも準備するべき便利グッズをご紹介します。
便利グッズその1:エアマット又は寝袋
車中泊の場合、車のシートを倒して寝ることになります。
ミニバンやワンボックスカーの様にシートを倒すとフルフラットになる場合は寝袋でも十分快適に眠ることが出来ます。
しかし、軽自動やコンパクトカーの場合はシートを倒しても、凹凸が出来てしまい寝袋では寝返りがしにくかったりと中々リラックスして寝ることが難しくなります。
そんな時に重宝するのがエアマットです。
アウトドア用品のエアマットは空気入れを使わずに自然と膨らむものもあり、収納するときも空気を抜いてコンパクトになる商品が多く邪魔になりません。
寝不足で次の日の運転に支障がでないようにするためにも、エアマットを準備することをおすすめします。
便利グッズその2:折りたたみテーブル
車内で食事をするときに重宝するのが、折りたたみテーブルです。
RVパークなど車外のテーブルと椅子をセッティング可能な場所でくつろぐ時にも利用できます。
材質はアルミなど軽量でコンパクトに収納できるので車内のスペース占有率も低めです。
便利グッズその3:小型扇風機
小型扇風機があると、夏場の車内での蒸し暑さの軽減ができる他に車内の換気も効率的に行うことができます。
乾電池で動くものであれば、電源なしで使えるのでエンジンを止めてもバッテリーを気にせずに長時間使えるのがいいですね。
便利グッズその4:電気ケトル
キャンプ場以外での車中泊の場合、原則として火を使うことが出来ません。
食事は持参した食品だったり、コンビニなどで購入した商品を食べることになります。
しかし、冬場の車中泊などはやはり温かいもの食べたり飲んだりしたいですよね!
電気ケトルがあると、カップスープやカップラーメンなど温かいものを食べることができ、食品加熱袋を使えばレトルト食品も温めて食べることが出来ます。
寝るときに、湯たんぽにお湯を入れて足元に置いておけば、防寒対策にもなります。
早朝の出発で窓が凍結しているときに素早く解凍するのにも電気ケトルが活躍します。
便利グッズその5:ポータブル電源
小型扇風機や電気ケトル、スマホの充電など車中泊を快適に過ごすアイテムはどれも電源を利用するものが多いんです。
しかし、車中泊をする場合、車のエンジンは切ることが一般的です。
エンジンを切ったままシガーソケットから電源の長時間確保は難しくせっかく持参した便利グッズを自由に使うには電源を確保する必要があります。
ポータブル電源があれば、車のバッテリー残量を心配することなく、電化製品を使うことが可能になり、ワンランク上の快適な車中泊を実現することが可能です。
値段は少し高いですが、一度購入すれば年単位で使えるものなので、これから車中泊を趣味として楽しむつもりなら、必ず手に入れておきたいですね。
便利グッズその6:クーラーボックス
キャンプの定番グッズのクーラーボックス。
飲み物を冷やすだけでなく、生鮮食品の保存や旅先で購入したお土産の冷蔵など色んな用途の使い道があります。
車中泊で出たゴミは原則持ち帰ることになるので、生ごみなどは密閉出来るクーラーボックスに入れて持ち帰れば、車内に悪臭が充満することも予防出来ます。
車中泊に必要なもの!初心者が覚えておくべきルールとマナー
車中泊をする時に守るべきルールと周囲の人に迷惑をかけないためのマナーがあります。
車中泊初心者といえど、ルールを無視することは出来ません。
ここでは車中泊初心者が覚えておくべき最低限のルールとマナーを紹介します。
車中泊ルールその1:車中泊OKの場所を確認する
車中泊初心者が勘違いしやすいのが、
駐車できる場所=車中泊できる場所です。
高速道路のSA(サービスエリア)やPA(パーキングエリア)、道の駅の駐車場などは
「安全運転のための仮眠はOK」だけど、宿泊は禁止となっています。
道の駅に関しては、場所によっては車中泊OKのところもあります。
路上や路肩、店舗の駐車場などで車中泊をすると、違法駐車や不法侵入として警察に通報されることもあり、最悪の場合は損害賠償請求される可能性もあるので注意が必要です。
車中泊初心者は事前に目的の場所が車中泊が可能なのか確認をしましょう。
車中泊ルールその2:駐車後はエンジンを止める
車中泊をする時は、必ずエンジンを切りましょう。
エンジンをつけたままのアイドリング状態は、排気ガスやエンジン音が周囲への迷惑となります。
また、睡眠中のアイドリング状態は、排気ガスが車内に逆流することもあり、一酸化炭素中毒を起こす危険があります。
自分の命を守るためにもエンジンは切って就寝しましょう。
車中泊ルールその3:長時間の滞在はしない
車中泊OKの場所でも長時間の滞在はマナー違反となります。
オートキャンプ場やRVパークのような有料施設は別として、駐車場や道の駅はあくまでも公共のスペースという認識を持ちましょう。
車中泊後は駐車スペースを綺麗にして速やかに移動しましょう。
車中泊ルールその4:駐車場でキャンプ行為をしない
キャンプ場以外で車中泊でのキャンプ行為は禁止です。
車の横にタープやテーブルや椅子をセッティングしたり、火を使うことも禁止されています。
キャンプ行為を楽しみたいのであれば、オートキャンプ場やRVパークなどの有料施設を事前に予約してルールを守って気兼ねなくキャンプを楽しむことをお勧めします。
車中泊ルールその5:周囲の人への配慮ある行動をとる
車中泊初心者は知らず知らずのうちに周囲の人に迷惑をかけていることが少なくありません。
- ドアの開閉音は意外とうるさいので静かな開閉を心がける
- ヘッドライトは眩しいので、車のオートライト機能をOFFに設定する
- ルームライトは遮光カーテンやカーシェードを使って車外に光がもれないようにする
- ゴミは必ず持ち帰る
- 車を離れるときは盗難防止のため、必ずカギをかける
普段は気にしない動作が車中泊の場合は周囲への迷惑行為になりかねないことを意識しましょう。
まとめ
車中泊に必要なものを初心者向けに厳選してお伝えしました。
車中泊はキャンプよりも気軽にアウトドアを楽しめて、時間を気にせず自分の好きなところに自由に行けるのが魅力ですよね。
しかし、車中泊が出来る場所やキャンプ行為が限定していたりと、車中泊を快適に楽しむためのルールやマナーもしっかりと覚える必要があります。
車中泊初心者は、オートキャンプ場やRVパークなどの有料施設でルールを守って気兼ねなく車中泊とキャンプの楽しんでみるのも良いかもしれませんね。
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